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2006/01/19 (Thu) 父の記憶 2
自分でも読み返す事があまりありませんでした。
今でも大きな声や、音が怖いです。

今の会社の柄の悪い人(通称ジャイアン
と仲良くなったのも、自己防衛だったのかもしれない。
知らない人が怒鳴ってるのを間近で聞くのは怖いから。
ジャイアンがいい人だってのはすぐにわかったから、
大丈夫でしたがw

回想はもう少し続きます。
暗くて長い、私の父の記憶です。


フラッシュバック

今でもふっと思い出してしまう、ふいに

だから書いてしまおうと思って



たーん、たーん、たーん、たーん

悪意のこもった音に目が覚める

それは父が私の部屋の真下で襖を思いっきり開け閉めする音

不審に思って階下へ降りると

「どういうつもりだ?」と言われる。

???訳もわからずにいると

お前一人が家族を大切にしない、と責め立てられる。

それを言う為にただ襖を開け閉めしていたの?

力一杯?…ぞっとして言葉が出なくなる。

そんな19歳の夏



深夜、人の気配に目が覚める

父がいる、びくっとする。

またどなられる?

恐る恐る「何?」と聞いてみる

父も一瞬驚いた様子、私は寝ていると思っていたよう

よく見ると私のセカンドバックをあさっている?!

「探しもんしとった」……なんで?私のバックなの?

冷静なふりして「無いよ」と言うとおとなしく出ていった父

次の日から私は何も部屋に置いて行けなくなった。



ある日帰ってくると部屋がめちゃくちゃになっていた

何故?

自分1人部屋にばかりこもっていて気に食わん

私には自分の部屋もなくなった。



秋になっていた。

看護学生だったから、心を病んでいる患者だと思おうとしていた

でも相手は父で、私の事を知りすぎている

今ならば…今でも同じか

家に帰るのが怖かった、苦痛だった

でも休職中の父は少しでも家に帰るのが遅くなると

烈火のごとく怒るので帰らない訳には行かない

いつ、何がきっかけで怒り出すかわからない

びくびくしながら、毎日家に帰ると手紙を書いていた

そのころつきあっていた彼からの手紙だけが楽しみだった



付き合い始めてすぐ

すでにバランスを崩し始めていた父は

遅くなった私の帰りを

家の前に仁王立ちになって待っていた

私を送ってきた彼はきっと内心めちゃくちゃびびっただろうに

ちゃんと車を降りて自己紹介し、謝って帰っていった

父は鬼のような顔で立っていたわりには

あまり怒らなかった。

でもそんな彼も夏が終わり

大学の寮へと帰っていってしまった



食事中に急に怒り出した父

机の真中にあった大皿を高く持ち上げて落とした

机もひっくり返した

泣き出す妹達

私はただ眺めながら「星飛雄馬の父みたいだ」と思っていた



物事が私の周りをただ通り過ぎていく

悲しみも感じない代りに喜びも感じられない

薄皮一枚かぶった中から現実を眺めている

自分が感情の起伏をなくしていると感じて

私は家を出る決心をした。



逃げ出した。

でも明らかに私は父の心の傷?を刺激する存在だったから

離れた方がお互い傷つかないと思った。



そして一年後

穏やかさを取り戻したかのように見えた父は

ある日突然、眠ったまま逝ってしまった。







しあわせでいたい と思う

強迫観念のように。

父のせいだと思ってる

滅茶苦茶な人だった

憎んでいた

けれど私は父の影から今だ逃げ出せないでいる

これも一種のファザーコンプレックスなのだろうか

父を憎み否定していながら

どこかでその姿を強く求めている


暴力を振るう男は嫌い、怖い

でも強い男に守られたい


夫は優しい、とても。

声を荒げることはほとんどない

夫は知っていると思う

大きな声を出したときに私がとても怯えるのを

私がいつか父のように精神のバランスを崩してしまうことに

怯えながらいることを



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